爆釣!! ダイワ 「春渓」と「システマ渓流20」で早春の渓流釣り 

渓流シーズン開幕しました!

今年は本当に暖かい! いつもなら雪で腰まで埋もれる河原も、足首ぐらいまでの積雪。「これ、ドライフライでも出るんちゃう!?」と思いフライの用意をしようかと思ったけどやっぱり2月。ここは釣りの原点、エサ釣りで食料確保に走りました!(笑)

たががエサ釣り、されどエサ釣り。

フライ一辺倒のときはバカにしていた「エサ釣り」。エサで釣れても当たり前、って。でもこれって何に重きを置くか?で考え方が変わりますよね。釣りのプロセスに重きを置き、狙い通りの一匹を手にすることで満足するのか?自分で採った魚を食べることを楽しみ、その手段として手堅い釣りをするのか?

スポーツフィッシングのほうが立派に見られがちな世の中ですが、まぁ、どっちもアリですわ! どっちも釣りの本質じゃないですか? チビや必要以上の魚は持ち帰らない、など最低限のルールを守ればどちらの考えも非難されるものでは無いでしょう。環境の悪化で魚が減りゆくこのご時世、根こそぎはやめましょう!!  一つのことにこだわり極めるのもいいですが、私は最近その季節の旬の魚を、その時にあった釣り方で 釣って楽しんでいます。歳とった証拠でしょうか!?(笑)

で、釣れて当たり前と思っていたエサ釣り、子供の時はなんとなく釣れていただけでしたが、フライをやり倒した後に原点に返ってみると、エサ釣りでも数をあげるには、やはりテクニックとそれなりの感度のよいロッドが必要であると痛感しました。フライで学んだナチュラルドリフトがエサ釣りに加わると最強ですね!

ダイワ 「春渓」はコスパに優れた名竿!

エサ釣りはヒマな時に片手間にするぐらいなんで、大昔にホームセンターで買ったリョウビのロッドを使っていました。穂先が太く頑丈そうなそのロッドは、まさに万能ロッドで小鮎のサビキ釣りやワカサギ釣りなどあらゆる釣りに対応してくれ、今でもリュックのロッドケースに予備で入れています。

釣りをしたことのない人に釣りの楽しさを教えるのに、エサ釣りは比較的easyなので誘うことがあって、それを機にリョウビはレンタル用、自分用にワンランク上のロッドを買うことにしました。メインの釣りではないので高級ロッドはいらないけど「それなり」のロッドが欲しい。ダイワのラインナップで目にとまったのがこの「春渓」でした。

軽くて繊細、感度良好。それでいてトルクフルなバットを合わせ持つ。それがダイワ 「春渓」!

支流~源流域での釣りが多いので、オールラウンドに使える 春渓 硬調 52M・V  をチョイス。手に持ってまず驚いたのがその軽さ。以前のロッドとは比べものにならない! 穂先は細く、初めは不安を覚えたが、実釣では野生化した40オーバーのニジマスもゲットしているので何ら問題はありません。これもいつの間にか魚を手前に引き寄せてくれるトルクフルなバット部のおかげでしょう。

いざ仕掛けを投入すると軽く繊細なイメージ通り、手に伝わってくる情報量の多さに感動! 極小のガン玉が底に当たる感触がロッドを通して明確に伝わってきます。水面下の状況がイメージできることは釣りにおいてとても重要なことです。 そしてうれしい機能が 50cm2節マルチレングス 。52Mの場合52⇔47⇔42 に手元で長さを変えることができます。渓相によって長さを変えることができるこの機能は実にありがたい。軽くしつつも強度を保つ技術は、ロッドの値段に比例するものですが、この価格にしてこのスペックはさすがダイワ!と感心せざるを得ませんでした!!


今年は初の若狭河川漁業組合の年券を購入。

今年はいつもと違って初めての、福井県「若狭河川漁業組合」の管轄、北川・南川水系を開拓することに。どうもイワナではなくヤマメの川のようです。けっこうエリアが広くてなんか得した気分!(笑)

「ダイワ プロバイザー システマ渓流20(H)」は釣り史上最高の発明品!!

「ダイワ プロバイザー システマ渓流20 (H)」。このシステムバッグがあれば車に積むのはあとウエーダーぐらい! 下部は切り離して単体でも使えるクリール(ビク)、上部リュックにはタモが入るスペースも。サイドは2室のハードプロテクター内蔵のロッドケース(取り外し可)。 私のは旧型なんですが、現行モデルはドリンクホルダーが付いてたりするみたい。水をはじくPVC素材なので雨や水濡れも安心です。リュックに丸めたベストと偏光グラス、下の湯沸かしセットを入れたら準備完了! あっ、出発直前にクリールに保冷剤を入れることをお忘れなく!(笑)

リュックの中身、湯沸かしセット

携帯バーナー、ハイパワーガス(低温用。冬にノーマルガスでは気化しないので注意!)、100均のアルミ鍋、コップ、割り箸、コーヒー、インスタントラーメン。水は沢の水を沸かします。あとパンでも入れておけば完璧!

システマ渓流20 はクリールも便利!!

チャックで開く上蓋にはコンビニ袋を取り付けます。これで魚は保冷剤や本体に触れること無く袋にたまっていきます。本体内側、保冷剤の入っている灰色のハードインナーは取り外して洗えるので臭くなりません!

転ばぬ先の杖!

魚のハラをだしてナイフを置き忘れ… 手が滑って川の中にドボン!… そうなる前にナイフに脱落防止の紐をつけてクリールのポケットにしまいましょう!(笑)


ヒレピンのヤマメ、いっぱい釣れました!!

初めて訪れた○川支流、竿抜けポイントだったのか1投目で塩焼きサイズのヤマメをゲット! 同じ淵で2匹追加。こんな感じで水深のある落ち込みや淵を見つけては、さかのぼっていると釣れる釣れる!! 初めに15匹だけキープ、後はリリース。カウントしていただけでも40匹以上の釣果。なかなか良い川でした!! 尺サイズにおいしく育ってほしいものです!(笑)